今売りの週刊文春に、「元少年A」の現在の姿と直撃取材の様子が
載っていたので読んだけど・・・・・・怖すぎる!!
写真は目線が入っているものの、かつて週刊ポストが公開した
少年時代の顔写真と見比べればだいたい想像がつく。
ずいぶん痩せで頬がこけているが、特徴的な耳たぶはそのままだ。
まったく更生してないし、微塵も反省してないことは「本の出版」という
行為だけでわかったけれど、今回は、記者に声をかけられた時の様子が、
とにかく凶暴・・・というか、キチガイすぎる。
激昂して怒鳴り散らし、載っていた自転車を地面に投げつけると、
片手をコートのポケットに入れ、「何か」を持っていることをにおわせながら、
「命がけで来てんだろ、なあ。命がけで来てんだよな、お前」
と微笑みながらすごむ。
そして、陶酔したような潤んだ目で
「お前、顔と名前、覚えたぞ!」
と怒鳴ったあと、絶叫して記者につかみかかる。
身の危険を感じた記者は、一目散に走って逃げだしたが、
少年Aは全速力で、走って追いかけてきたそうだ。
そのまま1kmも(!)追われて必死で疾走し、なんとか車に飛び込んで、
すぐさま発進して逃げ出したそうだけど、少年Aは車道に身を乗り出し、
記者の顔を鬼の形相で凝視していたそうだ。
こんなのが普通に東京都内のアパートに一人暮らししていて、
電車に乗ってスマホにのめり込みながら繁華街へ向かい、
うろうろ歩いたりして普通に生活しているなんて、本当にやめてほしい。
医療少年院は一体なにを治療したの?
少年Aの更生に取り組んだ関東医療少年院の院長は、
「医療少年院を出てから10年間は成功していたのに、社会の逆風に疲れ、
出版社に乗せられて台無しになった」
と嘆いているそうだ。
普通、そういうのを「成功」とは言わない。
たまたま10年間は本性を現さずにいてくれた、というだけだ。
嘆いてる場合じゃないのでは?
少年Aにナイフで刺されたものの奇跡的に一命をとりとめた被害者女性と、
残酷な方法で殺害された土師淳くんの父親による談話も掲載されており、
どちらも、あまりにもまっとうな意見で、ただただ頷いて読んだ。
やはり、未成年でも野放しにしてはならない人間は存在する、と、
認めなければならないのでは?
川崎の上村遼太くん殺害事件の犯人も、同級生を切り刻んだ佐世保の
女子高生も、このままではいずれ問題を起こすと思うのですが?